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エネルエックス・ジャパン、 容量市場にて1GW超えの落札

エネルエックス・ジャパンは、2024年度向け容量市場メインオークションへ入札を行い、発動指令電源の25%を超える容量を落札しました。

2020年10月7日 - 今後急拡大が見込まれる電力の「ディマンドリスポンス、デマンドレスポンス(以下、DR)」「バーチャルパワープラント(以下、VPP)」事業の業界グローバルリーダーであるエネルエックス・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区 代表:奥山潮)は、日本国内におけるDR事業の拡大へ向けて、今年度(2024年度向け)容量市場メインオークションへ入札を行い、1GW(ギガワット)を超える容量を落札しましたことをお知らせいたします。これに伴い、発動指令電源の約25%にあたる容量のDRを当社にて運用することが期待されます。

 

当社代表取締役社長、奥山は以下のように述べております。

 

私たちは、日本の電力市場にDRサービスを提供してきたと自負しています。当社は、DRサービスの国内リーダーとして、日本の電力自由化・電力システム改革の過程で、従来の電源に代わる費用対効果の高いDRが導入され、DR事業が広く普及拡大していくことを引き続き支援していきます。また、再生可能エネルギーの導入を加速するためにも、DRサービスは重要です。新設される容量市場により、DRは容量市場、需給調整市場、JEPXでの経済DR等複数のサービスを提供することが可能となります。今後、日本の電力市場においてDRが果たす役割はますます大きくなると期待しています。

 

エネルエックス・ジャパンは2024年度に向けて、市場の急拡大や需要家の皆様からのニーズの拡大を受け、1GWを超える規模での入札を行い、100%の容量を落札いたしました。当社はDRをリアルタイムかつ柔軟に最適化するプラットフォームを保持しており、現在は日本のDRにおける最大手独立系アグリゲーターとして電源Ⅰ´(イチダッシュ) を運用しております。さらに当社は、日本卸電力取引所(以下、JEPX)の会員となりまして、前日スポット市場や時間前市場等における経済DRの運用に向けても準備しております。

 

当社では現在、電源Ⅰ´ で200MW超える運用を行っておりますが、その市場をリードするプラットフォームを用いて、国内の需要家の皆様が、変化を迎えている電力市場へ積極的な参加をすることを支援し、その価値を最大限に高めるよう努めます。当社では需要家の皆様の収益性を高めながら、DR、VPP事業を通じて、再生可能エネルギーの拡大の一助を担っていきます。当社のDRプログラムは、地域・業種・対象事業所規模を問わず、鉄鋼、化学、非鉄金属、製紙・パルプ、産業ガス、データセンター、商業ビルなど様々な需要家の皆様に広くご参加いただいております。  

 

当社では世界最大のDRアグリゲーターとして各国で培ったノウハウを活かし、今後も質の高いサービスを提供して参ります。そして容量市場だけではなく、2021年度電源Ⅰ´、今後も取引量が増していくと考えられるJEPXに対しての経済DR、さらには2021年度から新設される需給調整市場でも事業を拡大していきます。社会貢献性の高いDRプログラムの普及に努め、企業としての社会的責任を果たして参ります。

 

当社は、循環型経済を考慮した製品・サービスにより、需要家様の循環型経済の取り組みを支援しております。DRは、この事業における主要なサービスです。需要家の皆様は、DRプログラムを用いることで電力市場に参加し、電力需給のピークに対応するために一時的な需要抑制を行う協力することで、報酬を受けとることができ、さらに世界的な脱炭素化に貢献することができます。