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教室の子供

学校運営に支障なくデマンドレスポンスに参加しているライツナー学区の事例

課題・目標:
学区のエネルギー支出を削減したい

ライツナー学区でDirector of OperationsをしているMichael Smith氏は 、施設のメンテナンス、セキュリティ、運営、建設などを担当し、学区の運営費を節約する方法を常に探していました。

 

学区とは、アメリカ合衆国で公立の幼稚園から高等学校までを運営するために作られた特別区分で、公立学区とも言います。

ライツナー学区正面

エネルエックスの提案したソリューション

エネルエックスは、ミズーリ州のビジネス・デマンド・レスポンス(BDR)プログラムへの参加を提案しました。このプログラムは、送電網に負荷がかかる時間帯にエネルギー需要を削減することに同意した大口需要家に支払いを行うものという説明を受け、大きなメリットがあることがすぐに分かったSmith氏は、これは絶好のチャンスだと思いました。

 

「エネルエックスのチームはとても協力的で、何度も直接電話をくれて、素晴らしいサービスを提供してくれました。常に礼儀正しく、何が必要なのか、なぜ必要なのかを正確に説明してくれます。本当に素晴らしいパートナーだと感じています。他の学区の同じポジションの皆にも、この素晴らしさを紹介しています。」

お客様のメリット

  1. 多額の報酬
    学区にとって「支払いを受けることは常に良い事です」と Smith氏は言います。「地域社会が学区に提供する財源を適切に管理することは、私たちにとってとても重要なことです。節電をすることで報酬を得ることは、学区にとってメリットだと言えます。」
     
  2. エネルギー使用に関して地域や学生の模範となる
    Smith氏によると、学区は環境上の理由からも責任あるエネルギー使用の模範となれるよう常に努めており、デマンドレスポンスは地域の電力網の信頼性向上に貢献するなど、さまざまな面で役立っているとのことです。

    若者の多いこの学区では、学校は若者たちにとって良い手本となりたいと考えています。「私たちは自然資源を責任を持って使いたいのです。学校にはソーラーパネルがあります。私たちは生徒たちに良い模範を示すために最善を尽くしており、節電や電気使用量の削減は、その第一歩となる簡単な方法です。」

  3. 学校運営に支障が出ない
    Smith氏によると、DRへの登録は簡単な手続きで済み、学校がデマンドレスポンスの発動に参加したのは数回で、ほとんど混乱は見られなかったと言います。「デマンドレスポンスは、私たちの通常業務にはあまり影響を与えません。発動参加要請があるのは、たいていは学校が終わる時間帯です。発動があるのは冷房システムを使用している時期なので、私たちがしなければならないのは、空調の設定を調整することと、照明が消されていることを確認することだけです。この2つの簡単なことをするだけで、私たちは省エネを実感しています。」「毎月のエネルギーや電気代にはかなりのお金がかかるので、少しでも節約ができるのは助かります。」

  4. 報酬を設備に再投資
    Smith氏は、デマンドレスポンスによる報酬を利用して、エネルギー効率を高めるための重要な設備改修を行うことができるようになったと言います。「光熱費の支払いはすべて運営予算から出されているので、電気代を節約すれば、その分、一般設備の修繕費に回すことができます。空調システムが故障した際には、節約した電気料金用の予算とデマンドレスポンスからの報酬を使って交換することができました。それにより、空調の効率はさらに高まりました。」

お客様情報

ライツナー学区(Ritenour School District)

ライツナー学区は、セントルイス地域で最も古い学区のひとつです。この学区には10校の学校、幼児センター、その他子供と大人の学習をサポートする建物があり、6,300人以上の生徒がライツナーの学校に通っています。

注:この事例は、アメリカでのEnel Xとライツナー学区との契約に基づいています。日本では、エネルエックス・ジャパンがカスタマイズした製品やサービスを日本のお客さまに提供し、電力消費量(料金)の削減、新たな収益源の獲得、カーボンニュートラルに関する目標の達成をサポートしています。詳細については、こちらよりお問い合わせください。